2013.01.30

【テニス】
錦織圭との相性は?王者ジョコビッチら「ビッグ4」の実力

  • 神 仁司●取材・文 text by Ko Hitoshi  photo by Ko Hitoshi

全豪で優勝した現在世界ランキング1位のジョコビッチ 世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、テニス4大メジャーの初戦、オーストラリアンオープン(全豪)決勝で、アンディ・マリー(イギリス)を6-7、7-6、6-3、6-2で破り、大会4度目の優勝と共に、オープン化以降初の3連覇を果たした。

 マリーと世界最高レベルのラリー戦を演じたジョコビッチは、通常なら相手のウィナーになるようなボールに超人的なフットワークで追いつき、バランスを崩さず鋭いストロークを打ち返す。さらに、ときには開脚をしてまでボールを拾う人並みはずれたディフェンスも光り、試合終盤までまったく動きが落ちない驚異的なスタミナとフィジカルで勝利をつかんだ。

「3連覇なんて、信じられない。今、嬉しさでいっぱいです。これからのシーズンに向けて、この勝利は大きな自信を私にもたらしてくれた」

 このジョコビッチを含め、現在のワールドテニスツアーには”ビッグ4”と呼ばれる選手がいる。

 2005年から10年まで、グランドスラムでは、ロジャー・フェデラー(スイス)とラファエル・ナダル(スペイン)による2強時代があった。その後、着実に成長したジョコビッチとマリーを加えた4強時代になり、この4選手が、ランキング5位以下よりワンランク上のテニスを見せ続けている。

 昨年は、全豪でジョコビッチ、全仏でナダル、全英でフェデラー、全米でマリーが優勝してグランドスラムタイトルを分け合い、まさに”ビッグ4”の強さを象徴するようなシーズンとなった。

 2013年の全豪直後の上位5人のランキングは、1位ジョコビッチ12920点、2位フェデラー10265点、3位マリー8480点、4位フェレール6865点、5位ナダル5400点。左ひざのケガのため、2012年のウインブルドン以降、ツアーを長期離脱しているナダルが05年6月6日以来初めてトップ4から落ちた。