日本代表「超速ラグビー」のカギを握る司令塔・松田力也が語る「チームをリードしていきたい」 (4ページ目)

  • 斉藤健仁●取材・文 text by Saito Kenji

【イングランド代表戦は新生ジャパンの試金石】

 6月22日、新生エディージャパンの最初のテストマッチの相手は、2023年ワールドカップで12-34と敗れた世界3位のイングランド代表である。

「昨年のワールドカップで負けているので、リベンジしたいという思いはすごくある。相手もメンバーは変わっていると思うが、日本代表のメンバーもラグビーも変わっている。夏の暑い環境で僕たちが速く動いて『超速ラグビー』を体現できれば、勝つチャンスがあると思っている」(松田)

 名将エディーの掲げる「超速ラグビー」がイングランド代表戦で体現できたとき、グラウンドの上ではランでも積極的に仕掛ける司令塔・松田力也の姿が目に止まるはずだ。

プロフィール

  • 斉藤健仁

    斉藤健仁 (さいとう・けんじ)

    スポーツライター。 1975年4月27日生まれ、千葉県柏市育ち。2000年からラグビーとサッカーを中心に取材・執筆。ラグビーW杯は2003年から5回連続取材中。主な著書に『ラグビー『観戦力』が高まる』『世界のサッカーエンブレム完全解読ブック』など多数。

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