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最強メンバーへ五輪延期はチャンス。
男子セブンズに加えたい選手たち (4ページ目)

  • 斉藤健仁●取材・文・撮影 text & photo by Saito Kenji


 17歳からニュージーランドでラグビーを始めたセルは、オークランド大学を卒業後に来日。2014年から東日本トップクラグリーグに所属する北海道バーバリアンズでプレーしている29歳の選手だ。

 北海道バーバリアンズは、セブンズ日本代表に登りつめてリオ五輪に出場したトゥキリ ロテ(近鉄ライナーズ)も輩出した。彼に憧れているセルは、まさしく同じ道を歩もうとしている。

 197cmの高身長は、キックオフキャッチで有利となるだろう。男子セブンズの空中戦の要として、セルは大きな戦力だ。

 前出のレメキやセルは、東京五輪の主力となる日本代表2次候補メンバーに選ばれている。一方、今年になってまだ名前が入っていないのが、フィジー出身のWTBジョセファ・リリダム(NTTドコモ レッドハリケーンズ)だ。

 リリダムは身長190cm、体重97kgという恵まれた体格を持つ大型WTB の30歳。オフロードパスを得意とする。

 昨年発表された日本代表1次候補メンバーに、リリダムの名前は入っていた。だが、まだ日本国籍を取得できておらず、東京五輪に出場できない立場だったため、今年はトップリーグに専念していた。

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