2016.06.05

サクラセブンズ鈴木彩香「金メダルを獲るために、チームを壊します」

  • 松瀬 学●文 text by Matsuse Manabu  露木聡子●写真 photo by Tsuyuki Satoko

「リオ五輪で金メダル」と目標を語ってくれたサクラセブンズの鈴木彩香 どうしたって、アヤカはアヤカである。7人制ラグビーの女子日本代表『サクラセブンズ』を長年リードしてきた鈴木彩香。大ケガや試練を乗り越え、ただいまリオデジャネイロ五輪の代表入りを目指し、日々奮戦している。

 サクラセブンズはこのほど、欧州遠征から帰国した。鈴木彩香は両ヒザの状態に苦しみながらも、試合で奮闘した。4日、7人制ラグビーの女子国内サーキット大会の東京大会(秩父宮ラグビー場)。スタンドで観戦するアヤカの顔は、どこか切ない。

「コンディションがなかなか上がらなかったんですけど、試合には少し、出させてもらいました。チームに貢献できない歯がゆさとか、悔しさもありましたけど、焦ってもいいことはないので……。試合に出なくても、チームとして自分は何をするべきか。チームを盛り上げたり、(チームメイトに)必要な言葉をかけたりすることが多かったです」

 もうじき、リオ五輪代表の12名が決まる。選別のときである。選手たちにとってはつらい、淘汰が待ち構える。

「これからが勝負どころです。まずはコンディションを整えて、自分のベストを出していくしかありません」