【ラグビー】トップリーグ開幕! 指揮官も世界水準へ (3ページ目)

  • 松瀬 学●取材・文 text by Matsuse Manabu
  • 高見博樹(T&t)●写真 photo by Takami Hiroki(T&t)

 同感である。増えている世界的なスター選手だけではない。ディーンズ新監督ほか、今季から、サントリーはSRのブランビーズで指導経験のあるアンディ・フレンド(前キャノン)をHCとし、神戸製鋼も南アフリカ代表のコーチや世界各地のクラブで活躍したギャリー・ゴールドをHCとして招請した。サントリーも神鋼も白星スタートを切った。

 誤解を恐れずにいえば、日本ラグビーはまだまだ「井の中の蛙(かわず)」である。TLを担当する稲垣純一・日本協会理事は「コーチの世界水準化」を期待する。

「外国人コーチの存在が、選手だけでなく、日本人指導者を含めた日本のラグビーのレベルアップにつながってほしい」

もちろん、指導者が国際化されても、指導を受ける選手のほうも“世界”をある程度知っていなければならない。指導者と選手の国際化は一体なのである。

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