【ラグビー】トップリーグと真っ向勝負。
日本選手権で帝京大が示した可能性 (3ページ目)
来季の新主将、中村は反則の多さを嘆いた。後半、相手2つに対し、帝京大は8つだった。
「ペナルティーで崩れてしまった。うまくコミュニケーションをとれなかった」
でも光は見えた。
「雲泥の差ではない。追いつける距離だと思います。技術、体力はもちろんですが、準備の段階から社会人と体をあてていけば、勝敗は変わると思います」
日本選手権の存在意義が問われ、根本的な改革が叫ばれる中、やはり学生のチャレンジには意味がある。要は準備である。「大学5連覇」と「打倒!TLトップ4」。新チームスタート時に2つのターゲットに向けたプラニングを立てれば、来年の日本選手権はもっと面白くなる。
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