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バスケ町田瑠唯×バドミントン志田千陽対談「あまり球技が得意じゃなくて...」「得意科目は体育でした(笑)」 (2ページ目)

  • 石塚 隆●取材・文 text by Ishizuka Takashi

【バドとバスケ、互いの競技の印象は?】

町田 私はバスケをやる前に野球をやっていたんですけど、打つよりもやっぱりキャッチボールが好きだったんですよね。

志田 投げて、捕る、というのが好きなんですね。

町田 そうみたいです(笑)。志田さんはバドミントン以外のスポーツは?

志田 バドミントンと並行して、バレエを小学校2年生ぐらいまでやっていました。その後はもうバドミントン一本です。ただ私、あまり球技が得意じゃなくて、走るのも小学生ぐらいの時は速かったんですけど、だんだん遅くなっていって、今はチームでも一番遅いぐらいなんです。町田さんは足が速そう......。

町田 得意科目は体育でしたね(笑)。

志田 シャトルラン(20メートル間隔で引かれた2本の平行線の間を合図音に合わせて往復する持久走の体力測定)の最高はどれくらいですか?

町田 えーと、最高だと140回ぐらいです。

志田 え〜っ! そんな数字、聞いたことないですよ! すごいですね!

町田 いやいや、そんな。

志田 びっくりしました!

── バスケとバドミントンの共通点といえば同じインドアスポーツで、学生時代は体育館を共用していたと思います。当時の互いの競技の印象というのは。

志田 バスケは練習がきついイメージですね。とにかくめっちゃ走っている。中学の時も高校の時も、放課後にバスケ部が走っている姿はよく見ていましたから。「また走っているね」って友だちとよく話していました。

町田 たしかに走りますね。けど、バドミントンの練習もきつそうだなと思って見ていましたよ。常に前後左右にストップ&ゴーなんで、乳酸がめちゃくちゃ溜まるんだろうなって。

志田 本当ですか? ラクそうだなって思いません?

町田 いや、ぜんぜん。だって、なかなか(ラリーが)終わらないじゃないですか。

志田 終わりますよ、簡単に。自分がミスをすれば終わるんです(笑)。

町田 あははは。でも、激しいラリーは見ていてかなり面白いし、第一線でやっている方々の駆け引きは、興味深く見させてもらっていますね。自分がやってきていないスポーツだけに。

志田 バスケも観戦とか行ったことあるんですけど、プロでやっている方のスピード感や速さというのは、本当にすごいなって思うんです。

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