2020.12.22

ネクスト八村塁は現れるか。ウインターカップで注目の5選手!

  • 小永吉陽子●取材・文・写真 text&photo by Konagayoshi Yoko

 高校バスケの日本一を決定するウインターカップ(全国高等学校バスケットボール選手権大会)が12月23日に開幕を迎える。

優勝候補・福岡第一の司令塔、ハーパー ジャン ローレンス ジュニア優勝候補・福岡第一の司令塔、ハーパー ジャン ローレンス ジュニア  ウインターカップは現在NBAのワシントン・ウィザーズでプレーする八村塁(明成高で2013~2015年3連覇)や渡邊雄太(トロント・ラプターズ/尽誠学園高で2011~2012年に2年連続準優勝)をはじめ、多くの日本代表やBリーガーたちが大会を沸かせてきた歴史があり、毎年楽しみにしているファンも多い。

 今大会の男子は、八村塁や渡邊雄太に匹敵するスター選手は不在だが、現高校3年生の早生まれまでが対象となる、U16代表を筆頭に将来性豊かな逸材が多く集まっている。

 本来、今年度はU16アジア選手権および、アジアを勝ち抜けばU17ワールドカップが開催される年だった。しかし新型コロナウイルス感染拡大のためにU16アジア選手権は中止。U17ワールドカップも延期されて調整中となっている。

 そんな中で今年のウインターカップの目玉選手は誰か? ウインターカップに出場する男子選手の中で、「優勝候補の顔」「スピード抜群のスラッシャー」「素材抜群のNo.1オールラウンダー」「昨年の悔しさを晴らす絶対的司令塔」、「日本で一番注目される将来性抜群の2年生」といった注目5選手をピックアップする。

■ダンクができる182cmの司令塔
ハーパー ジャン ローレンス ジュニア(福岡第一3年/182cm/PG/U16代表)

 目指すは大会3連覇。絶対的司令塔だった河村勇輝(東海大1年)が卒業しても優勝候補にあげられる福岡第一の顔になるのが、「ジュニア」の愛称を持つハーパー ジャン ローレンス ジュニアだ。身長よりも10cm以上長いウイングスパンと、鍛え抜かれたフットワークを生かしたディフェンスとスピードが最大の武器。

 井手口孝コーチは「高校からポイントガードを始めたので河村と比べるのはかわいそうだけど、河村よりワンサイズ大きく、アグレッシブなディフェンスと182cmでダンクができる身体能力という点では河村を上回ります。成長が早くて将来が楽しみな選手」と大きな期待をかける。今大会はゲームキャプテンを務めるハーパー。「先輩たちが2連覇したので、次は自分たちが3連覇する番」と頂点だけを見据えている。