BリーグMVP田中大貴は八村塁から
大きな刺激。「強い覚悟を持ってやる」
新型コロナウイルスの影響で打ち切りとなった今季のBリーグにおいて、シーズンMVPに輝いたのがアルバルク東京の田中大貴である。
日本代表でもシューターとして主軸を担うアルバルク東京の田中大貴 日本代表にも名を連ねるシューティングガードは、ケガ人が続出する苦しい台所事情のチームを牽引。新型コロナウイルスの影響でリーグ戦が打ち切りとなったため、「優勝」の栄誉は手にできなかったものの、アルバルク東京を「リーグ最高勝率チーム」へと導く活躍を見せた。
「前のシーズンよりも役割を果たせたと思いますし、数字的にも上回れた。今季は馬場雄大選手(テキサス・レジェンズ)がアメリカに行きましたし、ケガ人もいるなかで苦しい状況だったんですけど、一番上の順位に行けたのは、やることをしっかりやれた成果かなと思います」
MVPを獲得できた要因を、田中は「コンディション」に見出している。
「開幕前からいいコンディションを維持できたのが大きいですね。2試合だけケガで休んでしまいましたけど、それ以外は本当にずっといい状態を保てていた。コンディションさえキープできていれば、ある程度のパフォーマンスは見せられると思っていたので、そこが一番かなと思います」
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