2019.10.12

16年ぶりのNBAジャパンゲームズ。
過去を振り返り、思いを馳せる

  • 水野光博●取材・文 text by Mizuno Mitsuhiro
  • photo by AFLO

2度目のジャパンゲームズは1992年。”ドリームシェイク”でインサイドを席巻したアキーム・オラジュワンを擁するヒューストン・ロケッツと、ゲイリー・ペイトンとショーン・ケンプを軸とするシアトル・スーパーソニックス(現オクラホマシティ・サンダー)が来日した。

 今年のドラフト1位で話題をかっさらった注目のザイオン・ウィリアムソン(ニューオーリンズ・ペリカンズ/SF・PF)と、ダンクの雨を降らせて「レインマン」と呼ばれた超人ケンプ――。果たして、どちらの身体能力が高いだろうか。

 バルセロナ・オリンピックでは、ジョーダン、マジック・ジョンソン、チャールズ・バークレー、ラリー・バードなどNBAのスーパースターが集結し、「ドリームチームⅠ」が結成された。世界中にNBA旋風を巻き起こしたのが、この年だ。

 3度目のジャパンゲームズは1994年。クライド・ドレクスラーが率いるポートランド・トレイルブレイザーズと、このシーズン17勝65敗と大きく負け越して長い低迷期に突入するロサンゼルス・クリッパーズが対戦する。現在、贔屓のチームがドアマット(弱小)チームでも希望を捨ててはいけない。クリッパーズは今オフにカワイ・レナード(SF)とポール・ジョージ(SF)を獲得し、今シーズンの優勝候補筆頭だ。

 1996年、4度目のジャパンゲームズは、「ジョーダンの後継者」と呼ばれたアンファニー・ハーダウェイを擁するオーランド・マジックと、ケンドール・ギルらがチームを率いたニュージャージー・ネッツ(現ブルックリン・ネッツ)が東京ドームで試合を行なっている。

 このシーズンは、NBAでは高卒のコービー・ブライアントのデビューイヤーであり、日本バスケでは能代工業に入学した田臥勇太(宇都宮ブレックス/PG)が3年連続3冠を達成する最初の年だ。

 5度目のジャパンゲームズは1999年。ケビン・ガーネットが軸のミネソタ・ティンバーウルブズと、クリス・ウェバーやジェイソン・ウィリアムスなど個性豊かな選手を揃えるサクラメント・キングスが対戦した。