NBA三面記事。アイバーソンが「3×3バスケ」で東京五輪に参加? (5ページ目)

  • 水野光博●文 text by Mizuno Mitsuhiro
  • photo by AFLO

 レブロンの不参加の意向は残念だが、J・R・スミス(キャブス/SG)は他のチームメイトふたりを3×3代表に推している。1on1の能力が高いカイリー・アービング(キャブス/PG)と、スリーポイントシューターのカイル・コーバー(キャブス/SF)だ。

「カイリーなら間違いない。1on1をさせたら、現時点でベストプレーヤーだ。カイルも3×3に向いているはず」

 ちなみに6月25日、ラッパー兼俳優のアイス・キューブらが手掛ける3×3の新プロリーグ『BIG3』がブルックリンで開幕した。アレン・アイバーソン、ジェイソン・ウィリアムス、ジャーメイン・オニールなど、かつてNBAを盛り上げたレジェンドたちが参戦している。

 3年後、アイバーソンが3×3のアメリカ代表として東京にやって来るかも?

(9)ポール・ピアース引退。はなむけの言葉はトラッシュトーク?

 シーズン開幕前に「これが最後のシーズン」と明言していた39歳のポール・ピアース(ロサンゼルス・クリッパーズ/SF)が引退した。

 2月5日には2008年にリーグ優勝を果たした古巣ボストンとの試合に出場し、思い出深い「TDガーデン」で最後のプレーを披露。ヘッドコーチの計らいで15試合ぶりに先発出場となったピアースは、ティップオフ直前にコート中央のボストン・セルティックスのロゴにキスをすると、会場からは大歓声が巻き起こった。この試合、無得点に終わるかと思われたが、試合終了残り8秒でピアースはスリーポイントシュートを沈め、会場をふたたび沸かせている。

5 / 7

厳選ピックアップ

キーワード

このページのトップに戻る