サプライズ続出のNBA序盤戦。全米がおったまげた5人の超人たち (4ページ目)

  • 水野光博●文 text by Mizuno Mitsuhiro
  • photo by Getty Images

 デローザンは現在平均28.9得点で得点ランキング3位をキープ。シーズンが終わるころには、「リーグ2位の高給取りは伊達ではなかった」と再評価されているかもしれない。

 4位は「ギリシャの怪物」ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス/SF)だ。今シーズンは平均得点(22.8)、リバウンド(8.6)、アシスト(5.9)、スティール(2.1)と、すべての項目でキャリアハイを記録している。以前からそのポテンシャルは高く評価されており、211cmながらポイントガードもこなす21歳の怪物がついにブレイクした。

 21歳当時のマジック・ジョンソン(当時ロサンゼルス・レイカーズ)は平均21.6得点・8.6リバウンド・8.6アシスト・3.4スティールという成績を残し、アデトクンボがその数値に似ていると指摘されることも多い。しかし、マジックよりもアデトクンボの身体能力が高いのは明らかだ。今後どんなプレーヤーに成長を遂げるのか、アデトクンボがファンの想像すら超える選手に進化しても不思議ではない。

 そして最後、5位で紹介したいのはアンソニー・デイビス(ニューオーリンズ・ペリカンズ/PF)だ。

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