いきなり中国を粉砕?リオ五輪バスケ「チームUSA」に死角なし (5ページ目)

  • 水野光博●文 text by Mizuno Mitsuhiro
  • photo by Getty Images

 3連覇を成し遂げたシドニー五輪。予選のフランス戦で215cmの選手を飛び越えて決めたヴィンス・カーターのダンクは、今も多くのファンの記憶に色濃く残っているだろう。

 しかし、アテネ五輪は銅メダル。アレン・アイバーソンがチームを引っ張るも、ジノビリ率いるアルゼンチンに苦杯を喫し、オリンピック4連覇の夢は絶たれた。

 バスケット大国の威信をかけ、復権に挑んだ北京五輪。コービー・ブライアント、ジェイソン・キッド、レブロン・ジェームズらの活躍で、王座奪還に成功する。

 そして、4年前のロンドン五輪。決勝でパウ・ガソル(サンアントニオ・スパーズ/PF)を擁するスペインと大激戦となるも、レブロンの奮闘で金メダルを手に入れた。

 果たして、リオ五輪ではどんなドラマが生まれるのか――。チームUSAの初戦は、8月6日のグループリーグ・中国戦。そして決勝は、オリンピックのすべての競技が終了する8月21日だ。

 勝って当然、勝ち方すら問われる「チームUSA」。いよいよ情熱の国ブラジルで、オリンピック3連覇をかけた熱き戦いの幕が開く――。

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