【NBA】王者との再戦、キャブスは「万全なら」の仮説を証明できるか (5ページ目)

  • 水野光博●文 text by Mizuno Mitsuhiro  photo by AFLO

 一方のウォリアーズは、スプラッシュブラザーズや昨年ファイナルMVPのアンドレ・イグダーラ(SF)はもちろん要チェックだが、脇役アンダーソン・バレジャオ(PF)のプレーにも注目したい。バレジャオは今年2月まで12年間キャブスに在籍し、トレード期限最終日に放出されてウォリアーズに拾われた経緯を持つ。キャブスとレブロンを知り尽くすバレジャオの存在が、シリーズの行方に影響を及ぼしても不思議ではない。

 ウォリアーズ対サンダーのカンファレンス・ファイナル第7戦は、アメリカ国内の平均視聴者数が1590万人にのぼり、米ネットワークTNT史上、NBA中継で最多の視聴者数を記録する盛り上がりを見せた。空前絶後の熱狂に包まれる今シーズンのNBAファイナル――。キャブス対ウォリアーズ、はたして先に4つの白星を積み上げるのは、どっちだ?

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