2015.06.24

【NBA】今年は誰が選ばれる?歴代ドラフト全体1位の今

  • 水野光博●構成・文 text by Mizuno Mitsuhiro  photo by AFLO

 現地6月25日に行なわれるNBAドラフト――。今年のドラフト全体1位指名が予想されるのは、アメリカでの報道を見る限り、ふたりの選手に絞られている。ひとりはデューク大のジャリル・オカフォー、そしてもうひとりはケンタッキー大のカール=アンソニー・タウンズだ。くしくもポジションは、ともにセンター。さらにどちらも大学1年生で、近年のNBAドラフトのキーワードとなっている、大学に1年間だけ在籍してアーリーエントリーする「One & Done」であることも同じである。

今シーズンのルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得したアンドリュー・ウィギンス オカフォーが在籍するデューク大は、今年4月に通算5度目のNCAAトーナメント優勝を果たした名門大学だ。昨年のドラフト全体2位で指名されたジャバリ・パーカー(ミルウォーキー・バックス/SF)、2011年の全体1位で指名されたカイリー・アービング(クリーブランド・キャバリアーズ/PG)、1999年に同じく全体1位で指名されたエルトン・ブランド(アトランタ・ホークス/PF)などを輩出している。

※ポジションの略称=PG(ポイントガード)、SG(シューティングガード)、SF(スモールフォワード)、PF(パワーフォワード)、C(センター)。

 オカフォーは211センチ・125キロの体躯を誇り、「20年にひとりの素材」と早くから将来を期待されている選手だ。各年代別でアメリカ代表に選出され、今年は所属するNCAAディビジョン1のアトランティック・コースト・カンファレンスでプレーヤー・オブ・ザ・イヤーに輝くなど、数多くの個人賞を獲得している。ローポストからパワーでディフェンスを押し込んでフィニッシュすることもできれば、ステップワークを駆使してマークマンを抜き去ることもできる「ピュアセンター」タイプで、サンアントニオ・スパーズのティム・ダンカンに似たタイプと評価されている。