【男子バスケ】138得点をマークした無名の大学生をレブロンが大絶賛

  • 三尾 圭●協力 text by Mio Kiyoshi

アメスポ事件簿19

 NCAA(全米大学体育協会)3部のグリネル大に所属するジャック・テイラー(22歳)が、ひとりで1試合138得点を挙げる驚愕のパフォーマンスで、58年ぶりにNCAA記録を塗り替えた。

 フェイス・バプティスト・バイブル大戦に出場したテイラーは、36分間のプレイで怒涛のゴールラッシュを披露。108本のシュートを52回成功させ、約20秒に1本のハイペースでゴールを奪い、179対104でグリネル大を勝利に導いた。NCAAで1試合100点以上を記録したのは、テイラーが3人目。これまでの記録は、1954年にリオグランデ大のベボ・フランシスが挙げた113得点だった。

 この快記録はその夜のスポーツニュースで大きく取り上げられ、NBAのスーパースターたちも興奮気味にツイッターでこの話題をつぶやいた。マイアミ・ヒートのレブロン・ジェームズ(27歳)も、「俺が見たいのはウィルト・チェンバレンがNBAで達成した100得点ゲームと、 サー・ジャック・テイラーの試合だ!」と、ナイトの称号を用いて快挙を讃えた。

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