【F1】ホンダ「初完走」で最低ラインは超えた 次は難題「パフォーマンス不足」にどう向き合うか (2ページ目)
【完走できたことが偉いのではない】
アストンマーティンの実質的なチーム代表代行であるチーフトラックサイドオフィサーのマイク・クラックも、開幕前テストの致命的な遅れからテスト走行にあてざるを得なかった開幕2戦とはまったく異なり、鈴鹿では通常のレース週末として戦うことができたと振り返った。
「もちろんチームのなかに祝福ムードなんてないが、2台完走という控えめな目標の一部は達成することができた。メルボルンを振り返ってみれば、6周走れるかどうかみたいな話をしていて、上海ではなんとか各セッションを走れるようになり、それでもセッションの間にはそれぞれのセッションを走りきるために膨大な作業に追われていたんだ。
でも、今週末はそうではなかった。各セッションに対していつもどおりの目的で、いつもどおりの作業で準備をするだけだった」
完走できたことが偉いのではなく、1月末のバルセロナ合同テストからつまずき、大きく後れを取った1カ月を取り戻し、ようやくライバルと同等の普通のレースができる状態になった挽回の結果が、日本GPの完走だった。
ここからはいよいよ、パフォーマンスというさらに難しい問題へと目が向けられていくことになる。
著者プロフィール
米家峰起 (よねや・みねおき)
F1解説者。 1981年1月31日生まれ、兵庫県出身。F1雑誌の編集者からフリーランスとなり2009年にF1全戦取材を開始、F1取材歴14年。各種媒体に執筆、フジテレビNEXTやYouTube『F1LIFE channel』での解説を務める。
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