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朝日奈央がスーパーGTにハマったキッカケ「いろんな車種のマシンが走っている。『推し』を見つけたくなります」 (3ページ目)

  • 吉田知弘●取材・文 text by Yoshita Tomohiro

【爆音を全身で体感するスーパーGTの醍醐味】

 幼少期から何かスポーツに携わるということが少なく、モータースポーツの世界にも「初心者代表」として足を踏み入れた朝日さん。しかしサーキットに初めて訪れてわずか数カ月ながら、スーパーGTの知識をどんどん吸収している。モータースポーツの仕事に携わったことで、スーパーGTならではの魅力も発見したという。

── これまでさまざまなテレビ番組などでスポーツに触れてきたという朝日さんですが、モータースポーツの現場を取材するようになって、印象に残る特徴的なことはありますか?

「ファンの一人ひとりがチームを支援したい気持ちを形にする『個人スポンサー』という支援制度は、スーパーGTならではなのかなと思いました。自分のステッカーなどを車体の側面に貼って応援するのは面白いシステムですし、チームへの愛情もさらに上がりそうだなと感じました」

── モータースポーツファンの間でも個人スポンサー制度は人気です。

「スーパーGTではいろんなマシンが走っているので、自分の好きな車種を見つけ出すことができれば、より楽しめると思いました。自分なりの『推し』を見つけたくなりますね。

 走っているマシンも特徴的で、有名キャラクターとコラボしていたり、モータースポーツと接点がなかったと思っていた身近な企業さんがスポンサーになっていたりするので、今年からスーパーGTを観た私のようなファンでもみんなとの会話に入りやすいと思います」

── あらためて、朝日さんが思う「スーパーGTの魅力」とは?

「スマホでレース映像を観るのも面白いんですけど、やはりサーキットに実際に足を運んで、あの爆音を全身で体感するのが、スーパーGTの醍醐味のひとつなのかなと思いました。私が現地に行ってレポートすることで、『モータースポーツはやっぱり生で観戦するのがいい!』と思ってもらえるように、魅力をしっかり伝えたいです」

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