日向坂46富田鈴花の「人生で一番、興奮した日」初のサーキット観戦は「涙が出ちゃいました!」 (4ページ目)

  • 吉田知弘●取材・文 text by Yoshita Tomohiro
  • TOBI●撮影 photo by TOBI

── すばらしい。すごく貪欲ですね。

「でも、それが楽しいからできたんだと思います。嫌々でやっていたらできなかったですね。学校の勉強とはちょっと違う感じでした!」

── 事前に予習をして、番組MCとして初めてサーキットに行ったのが富士スピードウェイでのスーパーフォーミュラ第6戦(7月17日)だったと思います。サーキットやパドックについた時の心境はいかがでしたか?

「本当に涙が出ました! いつもギリギリのところで出なかったりするんですけど......あの時は涙が出ちゃいました。人間が感じられる五感のすべてを使って味わえる最高の空間だなと思って......本当にシビれました」

── スタートの瞬間は感極まったようですね。

「スタートした瞬間もすごかったですけど、目の前を走っていくマシンを目で追いかけようと、子どもみたいな感じで、ずっと首を左右に振ってマシンを追いかけていました(笑)」

── 生でレースを見て、スーパーフォーミュラの印象は変わりました?

「エンジニアやメカニックの方々は、やっぱり常にクルマを調整されているんだなと思いました。限られた時間のなかで緻密に調整されている姿を実際に見て、あらためて感じたことです。

 レース当日は取材でピット裏を歩くことも多かったんですけど、そこに置かれているタイヤの数がすごくて、『めっちゃ映えだなぁ!』と思いました。大量のタイヤが並べられているのを見ることができてうれしかったですし、感動しました。

 あとは、ピットガレージの数がすごく多いなと思いました! ピットエリアが広いので、あの日は(取材で)すごく走り回りました。最初は『ピットの数は十数個くらいだろうな』と思ったんですけど、その何倍もあって『こんなにたくさんあるんだ!』と。まだまだ知らないことがたくさんあるので、これからが楽しみです!」

── 富田さんの名前の由来にもなっている鈴鹿サーキットに初めて行くこと(10月30日/スーパーフォーミュラ最終戦)になった時は、また感動があったのではないですか?

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