角田裕毅、F1第2戦に自信あり。「目をつむってでも走れるサーキット」 (4ページ目)

  • 米家峰起●取材・文 text by Yoneya Mineoki
  • photo by BOOZY

 だけど、僕らももっといいレースができるし、いいフィーイングを掴んでいる。彼らだってもっとうまくやれたはずだから、結局のところはマシンにアップデートを投入し続け、改善し続けるしかないんだ。もちろん、僕自身も進歩し続けなければならない」

 セルジオ・ペレスはQ2でブレーキに問題を抱えていたことが判明し、それがなければ上位グリッドにつけていただろう(予選11位)。そして、フォーメーションラップで電源がシャットダウンするトラブルがなければ、レッドブルとメルセデスAMGは2対2の戦いになっていたはずだ。

 昨年は1対2の戦いで逆転を許してしまったイモラだけに、今年は2対2で戦うことが勝利のための重要なカギになる。そのための準備はしっかりできていると言えそうだ。

 角田裕毅もレッドブル・ホンダも、開幕戦バーレーンGPの"忘れ物"をしっかりと取り戻す。第2戦エミリア・ロマーニャGPはそんなレースが期待できそうだ。

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