フロリダで連日の耐久レース開催。アロンソ&中嶋がWEC王者に王手 (4ページ目)

  • 天野雅彦●文 text by Masahiko Jack Amano photo by Panoramic/AFLO

 結局、セブリング12時間では、キャデラックが表彰台独占の1-2-3フィニッシュを果たした。

 アキュラは2台とも完走し、カーナンバー7はリードラップまで戻って4位に入った。また、去年のウィナーであるニッサンは、チームを代えてエントリーしており、5位フィニッシュを果たした。

 マツダは今回、1台が6位でゴールした。開幕戦デイトナで予選1?2だったマツダは、セブリングでも予選2位、7位とまずまずの速さを見せた。レースでは1台に電気系トラブルが出たものの、残る1台はトップ争いの一員に加わって奮闘した。ル・マン24時間で15勝もしているヨースト・レーシングが加わったマツダのプロジェクトは、今年、優勝してビクトリーレーンを訪れる可能性が高いだろう。

 アキュラとともに打倒キャデラックを実現できれば、シリーズはさらにエキサイティングなものになるはずだ。

4 / 4

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る