マルケスが25歳で5度目の戴冠。ドゥーハンに並び、ロッシを上回った (3ページ目)
もちろん、今回はホンダにとって重要なレースだとわかっていたし、そもそも僕はプレッシャーがあったほうがうまくやれるんだ。プレッシャーは好きだね。だから、プレッシャーがないときでも作ろうとするんだ。そのほうが集中できるから」
強烈なプレッシャーにも押しつぶされることなく、むしろそれをさらなる集中力へと高めてゆく精神の強さ。そこにマルケスの強さの秘訣があるのだろう。勝利を続ければ続けるほど、連覇へのプレッシャーはどんどん大きくなってゆく。さらに2019年には、ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ・チーム)がチームメイトとしてやってくる。
「毎シーズン、プレッシャーはある。だから、タイトル争いをするモチベーションもある。レース人生の最後までそんなふうに戦っていきたいね。
今日は祝勝会をして、オーストラリアでも祝勝会をして、マレーシアでも祝勝会をして、(日本GPからの3連戦が終わると地元に戻って実家のある)セルベラで祝勝会をして、(最終戦の)バレンシアでまた祝勝会をする(笑)。そして1月1日から、2019年シーズンに向けて集中して全力で戦っていく」
だが、マルケスにはその前にまだやるべきことがある。チームタイトルとコンストラクターズタイトルを制し、ホンダ3冠を達成するという重要な仕事が、2018年の残り3戦で待っている。
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