2015.12.20

苦渋を味わったアロンソとバトン。ホンダドライバーの本音は?

  • 米家峰起●取材・文 text by Yoneya Mineoki  桜井淳雄●撮影 photo by Sakurai Atsuo(BOOZY.CO)

2015年シーズンのマクラーレン・ホンダを検証する(2)

 2度の世界王者に輝いたフェルナンド・アロンソにとって、ドライバーズランキング17位という成績は、「万年最下位」と言われた弱小ミナルディからデビューした2001年(23位/無得点)に次ぐ、無残な結果だった――。
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フェルナンド・アロンソは今シーズンを振り返り「学習の年」と語った「リザルトだけを見れば、ミナルディ時代に次いで散々なものだったけど、ミナルディに乗っていれば自分も人々も多くを期待はしないし、そういう意味では今年のほうがつらかった」

 彼が今シーズン記録した入賞は、イギリスGPとハンガリーGPのわずか2回。トラブルで失ったレース・走行セッションは数え切れず、ブラジルGPではセッション中のコースサイドで日光浴をする姿が話題になってしまったほどだ。

 初年度は「苦戦を覚悟の上」とはいえ、これではモチベーションを維持することも容易ではない。一部では”休養説”さえウワサに上ったほどだった。

 しかし、アロンソは学ぶことに価値を見出し、全力で戦い続けたのだと言う。

「とてもタフだったし、パフォーマンスはとてもプアだったし、運もなかったし、厳しいシーズンだった。だけど、学ぶということでいえば、良い1年だったと言うべきだろう」

 2度の王座を獲得し、34歳になってもなお、彼は学ぶことで成長し、自分のキャリアを高め続けたいという強い意思を持っている。