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【競馬予想】大激戦の「3歳牡馬ランキング」 クラシック出走権争いが大詰めのなか、有望視されているのは? (2ページ目)

  • text by Sportiva

この記事に関連する写真を見る 混戦状態を象徴するように選者の票は大きく割れて、5位には2頭がランクイン。1頭目はホープフルSの勝ち馬ロブチェン、もう1頭は年明けのGⅢ京成杯(1月18日/中山・芝2000m)で鮮やかな勝利を飾ったグリーンエナジー(牡3歳/父スワーヴリチャード)だ。

伊吹雅也氏(競馬評論家)
「ロブチェンは実績上位のGIウイナーですが、優勝を果たしたホープフルSで単勝オッズが19.8倍(7番人気)にとどまっていた点や、前走の共同通信杯で3着に敗れていることから、ここへ来て過小評価されているような印象を受けます。

 また、2023年のノーザンファームミックスセールにおける購買価格は2310万円。母のソングライティングは現役時代にJRA未勝利だった外国産馬で、ポテンシャルの高さを実感しにくい血統背景である点も、セール時や現在の評価がそれほど高くないことにつながっているのでしょう。

 ですが、2021年以降の皐月賞における、共同通信杯で4着以内となった経験がある馬の成績は、計12戦して3勝、2着1回、3着3回。勝ちきることができなかったとはいえ、出世レースの共同通信杯をステップに皐月賞へ臨む点は、プラスに考えてもいいと思います」

吉田順一氏(デイリー馬三郎)
「グリーンエナジーは馬体の前後上下のバランスがよく、つなぎのクッションも上々。ゆえに持続力のある脚が使えるタイプと言えますが、スワーヴリチャード産駒らしく頭が高い走法で、京成杯の最終追い切りでは舌がハミを越して、体もまだうまく使えていない印象がありました。

 迎えたレース当日も、パドックでは舌がハミを超していました。しかしながら、落ちつきがあって歩きはスムーズでした。レースではスタートで無理をせずに後方で折り合いに専念。その分、ペースを考えると苦戦必至かと思われましたが、勝負どころからロスなく追い上げて、直線でもスムーズに馬群をさばいて快勝しました。

 結果的にうまくハマった感はあるものの、中山・芝2000mで上がり33秒8の脚を使えたことは評価できます。気性や走り方を含め、まだまだ伸びしろは大きく、本質的には東京向きでしょう。皐月賞の結果にかかわらず、GI日本ダービー(5月31日/東京・芝2400m)ではパフォーマンスを上げてくる1頭。素材はトップクラスと見ています」

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