【競馬予想】混戦模様のチャンピオンズCで注目すべき、キングマンボとキズナの血 クロスも含めて徹底チェック (2ページ目)
アウトレンジは前走のGⅢみやこS(京都・ダート1800m)で7着と敗れており、今回は人気を落としそうだ。しかし、7月の地方交流GⅠ帝王賞(大井・ダート2000m)では、のちに地方交流GⅠのJBCクラシックを3馬身差で圧勝したミッキーファイトに次ぐクビ差2着と好走しており、すでにGⅠ級の実力を示している。中京コースは初出走だが、左回りでは地方交流GⅡ浦和記念(浦和・ダート2000m)を6馬身差で圧勝しているため、問題はなさそうだ。
【もう1頭はキズナ産駒】
もう1頭はダブルハートボンド(牝4歳、栗東・大久保龍志厩舎)を推す。同馬の父キズナは、直近10年の「中京・ダート1800m」の種牡馬別成績で最多の13勝を誇り、勝率も13.3%(240戦32勝)と非常に高い。このレースでは2022年に、ハピが6番人気で3着に入っている。
ダブルハートボンドは、ここまで7戦6勝。唯一2着になった地方交流GⅢブリーダーズゴールドC(門別)はダート2000mで、1800m&JRAの競馬場では6戦6勝。しかも中京では、6馬身差、大差、3馬身差と圧勝している。しかも良、重、不良とさまざまな馬場で結果を出しており、条件的には死角はなさそうだ。
これまでに比べて一気に相手強化となるが、なんといっても前走のGⅢみやこS(京都・ダート1800m)で、JRAレコードの1分47秒5を樹立したように、時計面は申し分ない。牝馬の優勝は2015年のサンビスタのみだが、それ以来の勝利となるか。
以上、今年のチャンピオンズCは、レガーロ産駒アウトレンジ、キズナ産駒ダブルハートボンドに期待する。
著者プロフィール
平出 貴昭 (ひらいで・たかあき)
主に血統分野を得意とする競馬ライター、編集者。(株)サラブレッド血統センター在籍。著書に『覚えておきたい日本の牝系100』『一から始める! サラブレッド血統入門』など。「週刊競馬ブック」で『血統見聞録』を連載するほか、「競馬四季報」などの編集業務にも携わる。そのほか、『優駿』などにも寄稿。twitterアカウント:@tpchiraide
【写真】競馬記者・三浦凪沙 インタビューカット集
2 / 2











