【競馬予想】スプリンターズSの大本命サトノレーヴに死角はないのか!? 気になる昨年の敗戦 (2ページ目)
サトノレーヴは現在、まさに競走馬として充実期にある。それを物語っているのが、近走の成績だ。
この春、高松宮記念を制すると、すかさず海外へ戦いの場を移して、香港、英国と転戦。それぞれのGⅠレース、チェアマンズスプリントプライズ(4月27日/シャティン・芝1200m)、クイーンエリザベス2世ジュビリーS(6月21日/アスコット・芝1200m)と、ともに海外の一線級相手に2着と結果を残している。
確かに2戦とも勝利を挙げることはできなかった。しかし香港では、16戦14勝、2着2回という戦績を誇り、世界屈指の"スプリント王国"における現在の絶対王者、カーインライジング(香港)に食い下がった。
英国でも、デビュー6連勝でGⅠを制している素質馬ラザット(フランス)との叩き合いを披露。着差はわずか半馬身。初の欧州での戦いだったことを思えば、勝ちに等しい内容だった。
こうして、高松宮記念を勝って以降も、海外で世界のトップレベルを相手にして、中身の濃いレースを見せてきたサトノレーヴ。つまり、同馬の能力は世界レベルでもGⅠ級であることを証明した、と言える。
その現状からして、スプリンターズSにおいても「見通しが明るい」のは間違いない。
しかも、高松宮記念でも手綱を取った"マジックマン"ジョアン・モレイラ騎手が今回も鞍上を務める。同騎手は今回、3週間の短期免許を取得しての来日で、スプリンターズSが行なわれる9月28日がその最終日。言うなれば、モレイラ騎手はこのレースのために、今回の短期免許を取得したと言っても過言ではない。
これは、かなり心強い。
もはや、サトノレーヴのスプリントGⅠ春秋連覇は濃厚と言える。が、唯一気になることがある。それは、昨年のスプリンターズSで1番人気に支持されながら、7着に敗れたことだ。
その敗戦について、先の専門紙記者はこんな見解を示す。
「あの敗因は、出遅れがすべてですよ。前目の好位でレースをしてきた馬ですから、あの出遅れは痛かったと思います。短距離戦での出遅れはなかなかカバーできないですし、それによって、自分の得意な競馬ができなかったわけですから。
それでいて、勝ち馬との着差はわずかコンマ4秒差。決して悲観するようなものではなく、コースがどうこうといった心配もいらないでしょう」
実際、中山・芝1200mでは昨年のスプリンターズSを除けば、2戦2勝。もともと得意舞台である。
2 / 3

