竹俣紅アナが競馬と出会って1年 "早く詳しくなる"勉強法は? (2ページ目)
また、この勉強の仕方のよかったところは、語彙を増やすということだけではなかったなと思います。
過去のレースをなんとなく見るだけではなく、そのとき何が起きて、どうしてこの結果になったのかを知ることで、驚きや感動を味わい、楽しむことができました。
リアルタイムでレースを見ることができたのはまだ1年ですが、こんなふうにレース映像を振り返ると、昔から競馬を楽しんでいるような気分になれます。
競馬を始めたばかりという方に、ぜひ試してみていただきたいです!
予想においては、考える指標が増えることで難航する、という面もありますが、いろいろな要素を考えることで、何十倍も競馬を楽しめていると思います。
自分が予想したレースに出走していた馬、特に予想で挙げた馬は、たいてい次走もチェックします。予想したことによって、それぞれの馬のコース適性や、ここに至るまでの臨戦過程を把握できているわけですから、その馬にとって条件がよくなっているかどうかを考えます。
「直線の長い今回はいけるんじゃないか」とか、「距離が延びていいんじゃないか」とか、そういった点をチェックすることによって、次走で予想が当たる場合も多いです。そういう楽しみ方ができるようになったのも、この1年の成長でしょうか。
この記事に関連する写真を見る 私の日常に組み込まれているのは、レースの予想だけではありません。
たとえば、自分が応援していた馬が、全力で走ってくれたレースの翌日に「カイバを完食した」というニュース記事を見てホッとしたり、引退したお馬さんの近況をチェックして、健康・長寿を祈ったり......。
自分の好きな馬が頑張っている姿や、元気に過ごしている姿を見て、幸せを感じる。1年前の自分の日常とは大きく変わりました。
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