血統に目覚めた竹俣紅アナが自身の血筋から自分が運動音痴である理由についても調べ始めた!? (2ページ目)

  • スエイシナオヨシ●撮影 photo by Sueishi Naoyoshi

 血統の要素を予想に取り入れるのは難しいので、それまではできるだけ触らないようにしていたのですが、こうなると無視し続けるわけにはいきません。早速、勉強開始です。

 とはいえ、初めから細かなことに手を出すのは難しい。そこで、過去のレースの好走馬それぞれについて、5代前まで遡り、どの馬の血を持っていると好走しやすいのか、という共通点だけをピックアップし、そのデータを予想材料に加えることにしました。

 その結果、予想のための作業は増加の一途をたどっていますが、それも大きな前進。血統を調べてみると、昔強かった馬のことも知ることができて面白く、どんどん深みにはまってしまいそうです。

 血統要素を加えたおかげで、1~3着馬をすべて導き出す会心の予想ができたのが、函館記念でした。同レースを含めて、最近は過去10年のレースデータに血統を組み合わせることで、だいぶ的中率も上がってきました。

 そんなことを日々考えているうち、私が運動音痴である理由も、5代前まで先祖を遡るとわかるのではないかとさえ思うようになってきました(笑)。

 私は中学・高校時代に毎年受けていたスポーツテストで、東京都最下位になったことがあるほどの運動音痴。でも、両親はそれほどではなく、父と母からの影響とは考えにくい。きっと何代か前に、私が"走らない"理由があるのでしょうね。

この記事に関連する写真を見る また、近頃では時間に余裕がある時は、練習になると思って土曜日のメインレースも予想したりしています。10番人気で勝ったゼルトザームを本命に予想できた函館2歳Sも、そのなかのひとつです。

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