池江調教師が目を見張るインビジブルセルフ「雄大な馬体で、ダイナミックな走り」 (2ページ目)

  • 河合力●文 text by Kawai Chikara
  • photo by Kyodo News

 池江調教師に限らず、追い切りを担当するスタッフからも高評価の声が聞こえるという。トラックマンが続ける。

「スタッフからは『パワフルな動きで、反応も抜群』と、かなり前向きなコメントが聞かれました。さらに、そのスタッフは『スピードに乗せていくといい動きをしますね。なかなかの馬ですよ』と言って、満面の笑みを見せていました。

 ひとつ不安があるとすれば、『気性的にかなり前向きなタイプで、カッとしやすい部分がある』とスタッフ。だからといって、折り合いが難しい感じではなく、『距離はこなせそう』と言っていました」

 初陣は7月23日。戸崎圭太騎手が鞍上を務める予定だ。

 陣営の様子からも大物ムードが感じられるインビジブルセルフ。注目のデビュー戦でどんな走りを見せるのか、楽しみだ。

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