美女馬券師が占うオークス「一強」だけでなく、桜花賞とは別路線からくる人気薄馬も軽視禁物

  • text by Morinaga Maaya

美女馬券師のGI最終決断
守永真彩~オークス編

もりなが・まあや/『日曜レース展望KEIBAコンシェルジュ』(グリーンチャンネル・土曜日19時30分~)にアシスタント秘書としてレギュラー出演中。『アプリ デイリー馬三郎』では予想コラムを連載。「楽天競馬」のイメージキャラクター。母親は女優の白石まるみさんもりなが・まあや/『日曜レース展望KEIBAコンシェルジュ』(グリーンチャンネル・土曜日19時30分~)にアシスタント秘書としてレギュラー出演中。『アプリ デイリー馬三郎』では予想コラムを連載。「楽天競馬」のイメージキャラクター。母親は女優の白石まるみさんこの記事に関連する写真を見る◎リバティアイランド
◯ライトクオンタム
▲ミッキーゴージャス
☆ゴールデンハインド
△ヒップホップソウル
△コナコースト
△ペリファーニア

 今年の春は週末に雨が降ることが多かったですが、日曜日は晴天となりそうですね。GIオークス(5月21日/東京・芝2400m)は、各馬にとって一生に一度しか走ることのできないクラシックの大舞台。せっかくならいいお天気のなかで行なわれてほしいと思っていたので、ひと安心しました。

 そのオークス、今年は"一強"ムードが漂っていますが、私が本命に推すのは、その"一強"リバティアイランド。もう「強い」のひと言です。前走のGI桜花賞(4月9日/阪神・芝1600m)ではスタートしてから思ったより進んでいかず、4コーナーまで見ているほうはヒヤヒヤしていました。それが、直線を向いてからは「そんな心配など、この馬には必要なかったんだ!」と痛感させられました。

 上がり32.9秒という、一頭だけ次元の違う末脚を見せて、全頭をまとめて差しきってゴール。まさにレースを見ている人を魅了するような"ショータイム"でしたね。しかも、大外を回ってあの勝利ですから、距離が延びても問題ないと思います。

 オークスの過去10年の成績をみると、1番人気は5勝、2着2回と連対率70%! その信頼度はかなり高いです!

......で、す、が! その一方で、6番人気以下の馬も1勝、2着4回、3着3回と、人気薄の馬も軽視できない印象があります。実際、直近4年はふた桁人気の馬が毎年馬券に絡んでいます。

 その4頭に共通するのは、「前走、桜花賞以外のレース」で勝ってオークスに向かってきていること。今年、それに当てはまるのは、1勝クラス(4月8日/中山・芝1800m)を勝って挑むミッキーゴージャスと、トライアルのGIIフローラS(4月23日/東京・芝2000m)を勝ってきたゴールデンハインドの2頭です。

 そこで、▲はミッキーゴージャス。母は2015年にオークスを制したミッキークイーンです。ちなみに、母も桜花賞からではなく、別路線のオープン特別・忘れな草賞を勝ってオークスを制しました。父は中長距離で活躍したミッキーロケット。ミッキーゴージャスにとっては初距離となりますが、血統からはこなしてくれそう。

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