NHKマイルCは再び100万馬券が飛び出すか。過去の激走パターンから導き出した高配当の使者はこの5頭 (2ページ目)

  • text by Sportiva
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

NHKマイルCでの一発が期待されるウンブライルNHKマイルCでの一発が期待されるウンブライルこの記事に関連する写真を見る 前者は2走前に1勝クラスの白梅賞(1月28日/中京・芝1600m)を勝ってファルコンSで2着となっており、後者はそれ以前にオープン特別のもみじS(10月16日/阪神・芝1400m)を勝っている。ここ数年継続している法則からして、これらへの期待は増すばかりだ。

 次に着目したいのは、安田隆行厩舎に所属するロードカナロア産駒の出走馬だ。というのも、過去5年の結果を見ると、この組み合わせの馬が2度も馬券に絡んでいるからである。

 その2頭とは、2019年に14番人気で2着に突っ込んできたケイデンスコールと、2022年に4番人気で勝利したダノンスコーピオン。そして今年もまた、安田厩舎からロードカナロア産駒が1頭出走する。

 ダノンタッチダウン(牡3歳)である。

 同馬は、昨年のGI朝日杯フューチュリティS(12月18日/阪神・芝1600m)で2着に入るなど、底力は十分にある。ただし、同レース以来、およそ4カ月ぶりに臨んだ前走のGI皐月賞(4月16日/中山・芝2000m)では18着としんがり負け。今回は人気落ち必至の状況だ。

 しかしながら、もともとマイル適性の高い血統。距離延長で挑んだ前走は度外視してもいいかもしれない。となると、ここで巻き返す可能性は大いにある。2019年のケイデンスコール同様、人気薄での一発があっても不思議ではない。

 最後に、このレースと相性のいいジョッキーにも目を向けてみたい。直近5年の結果を見ると、ミルコ・デムーロ騎手が2勝、2着1回と好成績を残している。

 とすれば、今回彼とコンビを組むクルゼイロドスル(牡3歳)が面白い。

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