好配当続出のフェアリーS。穴党記者が期待するのは捲土重来を期す伏兵2頭の激走 (3ページ目)
坂本記者が推すもう1頭は、メンバー中唯一の重賞勝ち馬キタウイング(牝3歳)だ。
「前走の阪神JFで14着と惨敗して人気を落とすようなら、かえってここは狙い目と言えるでしょう。前走は内の1枠2番発走だったこともあり、ある程度前目の位置で運ぶ形になって、前半600mが33秒7という速い流れのなか、最後に失速。展開も含めて、同馬にとってはいろんな意味で不向きなレースとなりました。
重賞制覇を決めたGIII新潟2歳S(8月28日/新潟・芝1600m)では、直線で内をすくう立ち回りのうまさもありましたが、その前の未勝利戦(8月21日/新潟・芝1600m)でも同様の決め手を見せて勝利を飾っています。それら2戦と同じく、ここでも中団か、後方で脚をタメる形で運んで、脚の使いどころがうまくハマれば、反撃があっても不思議ではありません」
波乱必至の3歳牝馬重賞。ここに挙げた2頭が激走を果たすのか、注目である。
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