横山ルリカ、秋華賞の軸馬候補はスターズオンアースではない2頭。「一発逆転まである」穴馬にも期待!

  • 土屋真光●取材・文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • 田中 亘●撮影 photo by Tanaka Wataru

アイドルグループ「アイドリング!!!」の元メンバーで、競馬番組などで活躍するタレントの横山ルリカさんに、3歳牝馬三冠の最終戦GI秋華賞(10月16日/阪神・芝2000m)について展望を聞いた。

競馬番組などで活躍している横山ルリカさん競馬番組などで活躍している横山ルリカさんこの記事に関連する写真を見る

軸はスターズオンアース以外でも面白い

 今年はまず、史上7頭目の三冠牝馬が誕生するかどうかが注目ですね。期待がかかるスターズオンアースは、これまでの三冠牝馬であるデアリングタクトやアーモンドアイと同じくGⅠオークスからぶっつけのローテーションですが、大きく違うのは脚の骨折明けということです。

 GⅠ桜花賞、オークスとそれぞれ違うタイプのレースで勝っているので、能力は絶対にトップだと思いますが、脚の状態が気になり、軸にしようかどうしようかと皆さん悩まれるところですよね。

 今回はGⅠで初めて1番人気を背負う形になるのか? 当日になって変わるのか? 気になるところです。「三冠馬を見たい」という気持ちから、単勝を買う人は多そうです。

 データ的にも、オークスからの直行組が4連勝中といういいデータに当てはまります。この4頭はいずれもオークスでは3着以内に好走しているのが共通点で、今回該当するのはスターズオンアースとナミュールです。

 外厩でもしっかり調整できていると考えると、そこまで嫌う必要はないのかなとは思いつつも、この段階(10月12日時点)で追い切りのコメントを見ていると、すごく絶好調という感じは受けなかった。なので軸は(スターズオンアースではなく)他の馬からいっても面白いかも、と思っています。

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