ほのかが秋華賞で選んだ本命は?「このレースの好走条件にピッタリの成績を残している」

  • 浅田真樹●取材・構成 text by Asada Masaki
  • 佐野隆●撮影 photo by Sano Takashi

 今年も秋のGⅠシーズンの季節がやってきました。その初戦となったスプリンターズSは、8番人気のジャンダルムが勝つ波乱の幕開け。私の予想においても厳しいスタートとなりましたが、ここから調子を上向かせていきたいと思っています。

ほのかさんが秋華賞を予想ほのかさんが秋華賞を予想この記事に関連する写真を見る

 さて、今回は秋華賞。オークスの上位馬に加え、前哨戦のローズS、紫苑Sで好走した馬が馬券に絡むことが多いレースです。私もこの3レースの好走馬には注目しています。

 ただそうなると、スターズオンアース、スタニングローズ、ナミュール、アートハウスなど、どうしても人気馬に狙い目が偏ってしまいます。今回はこのなかから1頭を消して、軸馬を絞ることにします。

 私が消したのは、アートハウスです。

 前走のローズSを勝ったことで人気になると思いますが、これまでに勝ったレースを振り返ると、比較的相手に恵まれていたような印象があります。つまり、実力に比して人気になりすぎかな、と。鞍上が川田将雅騎手というのは怖いところですが、馬券的なうま味もありませんし、消しにしました。

そこで、本命◎に推すのは、スタニングローズです。

 オークス2着、紫苑S1着と、何よりこのレースの好走条件にピッタリの成績を残しているのが強調ポイント。また、週末は雨の可能性もありそうですが、同馬は母父がクロフネで雨が降っても問題なさそう。

 オークスの時から実力の高さを感じていましたが、紫苑Sでその強さを再確認。中山の最後の坂も苦にしなかった走りを見れば、阪神が舞台となる秋華賞でもラストの直線を力強く駆け抜けてくれるのではないでしょうか。

 対抗○は、ナミュールです。

 この馬は、とにかく後ろからの差しっぷりが気持ちいい。これまでもメンバー屈指の上がりタイムをマークして、上位争いを演じてきました。ここでも鋭い末脚が炸裂すれば、勝ち負けは必至でしょう。
 

 オークス3着からの直行となりますが、春のチューリップ賞でも休み明けで快勝。前に行くライバルたちを、まとめて差しきっても不思議ではありません。

1 / 2

厳選ピックアップ

キーワード

このページのトップに戻る