今年絶好調の「過去データ」。弥生賞でも2歳王者を脅かす穴馬候補を4頭導き出した (3ページ目)

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 最後にオススメしたいのは、ディープインパクト産駒。正式名称が「弥生賞ディープインパクト記念」というだけあって、同産駒は過去10年で6勝と圧倒的な強さを誇っているからだ。

 そして、今年の出走メンバーを見渡すと、ディープ産駒が1頭だけいた。アスクビクターモア(牡3歳)である。

 同馬は新馬戦で3着に負けたあと、2戦目の未勝利戦を快勝。その後、リステッド競走のアイビーS(10月23日/東京・芝1800m)で3着と善戦し、前走の1勝クラス(1月5日/中山・芝2000m)で2勝目を挙げた。

 いまだ大崩れはなく、リステッド競走でも上位争いを演じている。大一番で強い血統であることを踏まえれば、ここでも十分に通用しそうである。

 京成杯、根岸S、きさらぎ賞、共同通信杯と、今年に入って抽出した馬が必ず1頭は馬券に絡んでいる「過去データ」。再びここに挙げた馬たちが波乱の一端を担うことになるのか、必見である。

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