鷲見玲奈が占う有馬記念。「今年は牝馬!」と予想も「サイン馬券」も発見!? (3ページ目)

  • 浅田真樹●文 text by Asada Masaki
  • 立松尚積●写真 photo by Tatematsu Naozumi

 そしてヒモの△ですが、ここは穴候補を入れておきましょう。

 1頭目は、ラヴズオンリーユーです。昨年のオークス馬ですから距離の問題はないですし、最近調子を取り戻してきたミルコ・デムーロ騎手が乗るのもいいですよね。

 牡馬相手のレース経験があまりなく、少し不安もありますが、ここでは人気を落とすことが予想されるだけに、狙ってみたいと思っています。

 もう1頭の△は、サラキア。これまで2000m前後の中距離レースを中心に使われてきたので、距離はギリギリかもしれないですが、ここで覚醒!ってことがありそうで怖い1頭です。

 鞍上の松山弘平騎手も初コンビですが、「乗ってみたい馬だった」と話しているようですから、エリザベス女王杯2着の末脚に期待ですね。

 こうして見ていくと、俄然、「牝馬のワンツースリーもあるかも!?」って気になってきますよね。実現すれば、有馬記念では史上初。記録ずくめの今年ラストを締めくくるのにふさわしいレースになりそうです。

 今年の競馬界は「牝馬」と「史上初」がキーワード。この牝馬5頭のボックスは買っておきたいと思います。

 とはいえ、牡馬にも強い馬がいます。最後に予想を当てて今年を締めくくるために、フィエールマンは△で押さえておきましょう。

前走の天皇賞・秋では、アーモンドアイの2着と強さを見せましたし、今回は天皇杯・春を勝ったときと同じクリストフ・ルメール騎手とのコンビに替わるのも好材料ですね。

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