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鷲見玲奈が占う有馬記念。「今年は牝馬!」と予想も「サイン馬券」も発見!? (2ページ目)

  • 浅田真樹●文 text by Asada Masaki
  • 立松尚積●写真 photo by Tatematsu Naozumi

 まず、本命の◎は、クロノジェネシスで。今年は宝塚記念でGIを勝っていますし、近3走はすべてGIで2着、1着、3着。成績はすごく安定しています。

 新馬戦までさかのぼっても、馬券圏外だったのは、昨年のエリザベス女王杯で5着が一度あるだけ。個人的にも宝塚記念で万馬券を獲らせてもらっているので、この馬からいこうと思います。

 対抗の○は、ラッキーライラック。

 3歳当時は、同世代にアーモンドアイという絶対女王がいたのでクラッシックレースでは惜敗が続きましたが、4歳以降はエリザベス女王杯連覇を含め、GI3勝。実績は申し分ありません。

 中山の経験もありますし、2500m戦は初めてですが、オークス(2400m)で3着に来ていますから、距離的な心配はないでしょう。連軸としての安心感はあります。

 鞍上は、コントレイルで三冠を達成した福永祐一騎手。好調なジョッキーが乗るのも心強いです。

 しかも、ラッキーライラックはこれが引退レース。アーモンドアイ同様、引退する馬が最後に勝って有終の美を飾るというのも、今年を締めくくるレースのエンディングにふさわしいのかな、と思っています。

 3番手の▲は、カレンブーケドールにします。

前走のGIジャパンカップでは、3強には及びませんでしたが、3着のデアリングタクトとはハナ差の4着。力があることは十分証明されています。

 池添謙一騎手に乗り替わるのも、この舞台では魅力です。なんといっても池添騎手は過去、ブラストワンピース、オルフェーブル(2回)、ドリームジャーニーで有馬記念を4勝していますからね。"グランプリ男"に期待しています。

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