2020.12.24

有馬記念はリピーター、3歳馬、人気落ちのGI馬が夢馬券を運んでくる

  • text by Sportiva
  • photo by AFLO

 次にピックアップしたいのは、3歳馬だ。こちらも、人気のある、なしにかかわらず、好走例は多数ある。過去10年で馬券圏内に(3着以内)入った3歳馬は10頭。5歳馬も同じく10頭が馬券に絡んでいるが、勝ち星に限れば、3歳馬が5勝とトップだ。

 ということで、今年も3歳馬は無視できない。今回はオーソリティ(牡3歳)、バビット(牡3歳)の2頭が出走予定だが、あらためて過去10年で馬券圏内に入った10頭を調べてみると、いずれもGI連対実績があるか、古馬混合重賞を勝利していた。

 この条件に当てはまるのは、オーソリティだけだった。

 同馬は、前走のGIIアルゼンチン共和国杯(11月8日/東京・芝2500m)で古馬相手に快勝。同レースは"出世レース"のひとつとして名高いゆえ、オーソリティの一発に賭けてみるのも悪くない。

 最後に狙いたいのは、直近2戦で苦戦を強いられて人気落ちしたGI馬だ。

 いい例となるのは、2011年に7番人気で2着となったエイシンフラッシュ、2017年に8番人気で2着と好走したクイーンズリング、2018年に9番人気で3着に食い込んだシュヴァルグランがそうだ。

 今回、このパターンに近いGI馬を探すと、4頭の候補馬が見つかった。キセキ(牡6歳)、ブラストワンピース、ペルシアンナイト(牡6歳)、ラヴズオンリーユー(牝4歳)である。そのうち、ブラストワンピースは先に名前を挙げているので、ここでは除外する。

 また、過去の例に挙げた3頭は、直近2戦で振るわなかったとはいえ、勝ち馬から1秒以上の差をつけられてはいなかった。となると、前走のGIジャパンC(11月29日/東京・芝2400m)で、勝ったアーモンドアイから1秒以上の差をつけられて8着に沈んだキセキは外れる。