2020.12.12

阪神JFは「大荒れ」の予感。穴党記者が人気の盲点を突いた4頭の穴馬

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Sankei Visual

「前走は、出遅れながらも腹をくくった後方待機策を取って、直線で大外を強襲。豪快に突き抜けていきました。レース後、鞍上の西村淳也騎手は『距離の融通は利きそう』と語っていましたから、2ハロンの距離延長もこなせると踏んでいます。

 8月にデビューして、月1走ペースでコンスタントに使われていますが、1週前に栗東のCWコースでびっしり追われているように、体調はよさそう。前が激しくやり合うなら、ゴール前で浮上する場面があってもいいと思っています。一発を期待したいですね」

 坂本記者はもう1頭、オープン勝ちのあるウインアグライア(牝2歳)をオススメする。

「こちらは"大物食い"で勝ち上がってきた意外性を秘める1頭です。新馬戦(6月6日/東京・芝1600m)では、超良血馬ブエナベントゥーラを内からかわして勝利。続くオープン特別のコスモス賞(8月15日/札幌・芝1800m)では、藤沢和雄厩舎の素質馬カランドゥーラの追い上げをしのいで連勝を飾りました。

 主戦の横山武史騎手によれば、『自分からハミを取っていくタイプではないが、追って、追って、やっと動いてというなかで勝てるのは、底力があるのでしょう』とのこと。まだまだ伸びしろがありそうです。

 前走のGIIIアルテミスS(10月31日/東京・芝1600m)では6着に敗れていますが、当時は調教の時から馬がかりしていた印象。今回は、それが解消されているようですから、巻き返しが見込めます。

 1週前追い切りに騎乗した横山武騎手も、『変に促さなくても、自分から進んでいった。状態は前回よりいいです』と好感触をつかんでいました」

 一方、デイリースポーツの大西修平記者は、未勝利戦を勝ち上がったばかりの良血馬に注目する。

ジェラルディーナ(牝2歳)です。初勝利を挙げた前走の未勝利戦(11月23日/阪神・芝1800m)が、センスを感じさせる好内容のレースでした。