2020.09.25

神戸新聞杯はコントレイルが盤石。
それでも押さえるべき2頭がいる

  • 平出貴昭●文 text by Hiraide Takaaki
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

◆フジテレビ・堤礼実アナのカット集【6枚】

 9月27日、中京競馬場でGⅡ神戸新聞杯(芝2200m)が行なわれる。

今年3月の大寒桜賞を勝利したメイショウボサツ 無敗の2冠馬コントレイル(牡3歳/栗東・矢作芳人厩舎)の秋初戦として大きな注目を集めるこのレース。今年は京都競馬場改修の影響で、通常の阪神開催から中京に変更される。

 過去、中京で神戸新聞杯が行なわれたのは1979年(勝ち馬ネーハイジェット)、1990年(勝ち馬センターショウカツ)、1991年(勝ち馬ロングタイトル)、1994年(勝ち馬スターマン)、2006年(勝ち馬ドリームパスポート)と5回あったが、それらはいずれも2000m。2200mで行なわれるのは初めてで、「中京/芝2200m」で重賞レースが開催されることも初めてのことだ。

 まずはコントレイルが順調に秋初戦を突破できるか、という点が大きなポイントとなるが、筆者はかなりの確率でコントレイルが勝利すると見ている。

 コントレイルはここまで5戦5勝。2戦目のGⅢ東京スポーツ杯2歳S(東京/芝1800m)での5馬身差&2歳日本レコード勝ちが強烈で、その後のGⅠホープフルS(中山/芝2000m)、GⅠ皐月賞(中山/芝2000m)、GⅠ日本ダービー(東京/芝2400m)と、GⅠを3連勝。日本ダービーでも3馬身差をつける完勝だった。

 皐月賞こそサリオスに1/2馬身差まで詰め寄られたが、他のレースではいずれも力の違いを見せつけている。神戸新聞杯にはそのサリオスが出走しないため、取りこぼす可能性は低いだろう。

 デビュー当初は折り合いに不安を感じさせるところもあったが、レースを重ねるたびにそんな面も見せなくなり、死角はなくなってきている。今回は、特に強いレースを見せている左回りのコースと条件も揃った。

 日本ダービー馬のこのレースの成績も良好で、1986年以降12頭が出走して7勝、2着3回、3着1回。2011年のオルフェーヴルから、2014年ワンアンドオンリー、2017年レイデオロ、2018年ワグネリアンと4連勝中だ。