2020.05.22

穴党記者が腕ぶすオークス。
舞台変わってリベンジ期す4頭に刮目せよ

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Yasuo Ito/AFLO

 3歳牝馬クラシックの第2弾、GIオークス(東京・芝2400m)が5月24日に行なわれる。

 1番人気の過去10年の戦績を見てみると、1着同着を含めて5勝、2着2回、3着1回、着外2回。目下、4年連続で勝利を挙げており、かなりの好成績を残している。

 そして今年も、無傷の3連勝でGI桜花賞(4月12日/阪神・芝1600m)を制したデアリングタクト(牝3歳)がいる。桜花賞での勝ちっぷりからして、オークスでは同馬の1番人気が濃厚で、二冠達成なるか、大いに注目されている。

 しかしながら、スポーツニッポンの小田哲也記者は、そのデアリングタクトを「危険な人気馬」と見ている。

「かつてのオークスは、いかにもスタミナタイプという馬が奮闘し、穴をあけることも多かったのですが、最近は軽い馬場に適応できる、スピード、瞬発力タイプの馬が有利になっています。

 デアリングタクトも過去3戦は、いずれも豪快な決め手を繰り出して勝っていますから、最近の傾向に合っているように見えますが、良馬場のオープン特別・エルフィンS(2月8日/京都・芝1600m)での上がりタイムが34秒0。究極の決め手勝負になった時、それ以上に速い脚が使えるのか? という疑問があります」

 そう言って、波乱の展開を匂わせる小田記者。たしかに過去を振り返ってみれば、1番人気が強い桜花賞でも、3連単ではオイシイ配当がしばしば生まれている。2011年には50万円超えの高額配当が飛び出して、昨年も1番人気のラヴズオンリーユーが勝ちながら、17万9960円という好配当をつけた。