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大穴が台頭するNHKマイルC。
ドでかい夢を見るのに適した3頭を発見 (2ページ目)

  • text by Sportiva
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 しかし、オープン以上のレースを勝って臨むのだから、実績も調子も申し分なく、好走を果たしてもなんらおかしくない。さらに2頭は、この時期ですでに3勝していた。確かな力がある証拠だ。

ファルコンSを快勝し、NHKマイルCに挑むシャインガーネットファルコンSを快勝し、NHKマイルCに挑むシャインガーネット 今回、このパターンに当てはまる馬がいる。シャインガーネット(牝3歳)だ。

 同馬も、前走で重賞のファルコンS(3月14日)を快勝。すでに3勝の実績を誇るが、GI桜花賞(4月12日/阪神・芝1600m)2着のレシステンシア(牝3歳)をはじめ、3戦無敗のサトノインプレッサ(牡3歳)、ルフトシュトローム(牡3歳)など、好メンバーが集う今回、上位人気は見込めない。だが、過去の例からして、人気馬にひと泡吹かせても不思議ではない。

 続いて、目をつけておくべきは、ファルコンSに加え、GIIニュージーランドトロフィー(中山・芝1600m)、GIIIアーリントンC(阪神・芝1600m)といった前哨戦で、2、3着と好走した馬たちだ。

 というのも、これら前哨戦で勝利するまでには至らなかった面々が、人気を落とした本番でも、しばしば上位争いを演じているからだ。

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