2020.05.01

10万馬券が続発の天皇賞・春。
過去10年の激走馬が明示する穴馬4頭

  • text by Sportiva
  • photo by Yasuo Ito/AFLO

「春の盾」として名高い伝統の一戦、GI天皇賞・春(京都・芝3200m)が5月3日に行なわれる。

 平地のGIで最長距離となるこの一戦は、「荒れるGI」としての印象が強い。なにしろ、過去10年の3連単では、10万円超えの好配当が7回も出ているからだ。

 なかでも、2012年は断然人気のオルフェーヴルが11着に惨敗。代わって、14番人気のビートブラックが勝利し、2着に3番人気のトーセンジョーダン、3着に2番人気のウインバリアシオンが入って、3連単は145万2520円という超高配当をつけた。

 となれば、狙うべきは穴馬券だろう。そこで、過去10年の結果を参考にして、今年のレースで台頭しそうな伏兵馬を探し出してみたい。

 最初に着目したいのが、前走で重賞を勝っていながら、人気薄となった馬である。というのも、そうした存在がしばしば波乱を演じているからだ。

 いい例となるのは、2011年に7番人気で優勝したヒルノダムール、同年に5番人気で3着となったナムラクレセント、2015年に7番人気で2着に入ったフェイムゲーム、2019年に6番人気で2着に入線したグローリーヴェイズである。いずれも、前走で重賞を勝っていたが、メンバーが強化されるGIでは伏兵扱いにとどまっていた。

 そして今年も、前走で重賞を制しているものの、低評価にとどまりそうな馬が2頭いる。

 前走で、GII日経賞(3月28日/中山・芝2500m)を快勝したミッキースワロー(牡6歳)と、GIIIダイヤモンドS(東京・芝3400m)を勝ったミライヘノツバサ(牡7歳)である。ともにGIでの実績が乏しく、今回も上位人気を争うまでには至らなそうだ。