金鯱賞でサートゥルナーリアは絶対か。過去データが導く3頭がヤバい (4ページ目)

  • text by Sportiva
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 2017年に13番人気で3着に入ったスズカデヴィアスがそうだ。同馬は、2年ほど馬券圏内に入ることはなかったが、直近のオープン特別で勝利を飾ると、ここでも戦前の評価を覆してみせた。

 今年のメンバーを見渡してみると、ここ1、2年は揮わずにいて、前走で勝利を挙げている馬はいない。ただ、近いタイプはいる。ブレスジャーニー(牡6歳)だ。

 同馬も2年以上、馬券に絡むことはなかったが、前走のオープン特別で久しぶりに3着に入る健闘を見せた。同レースがダート戦ということもあって、ここでも上位人気は見込めないが、スズカデヴィアスの例から、長らく不振にありながら直前で好気配を見せている馬は無視できない。

 そもそもブレスジャーニーは、重賞2勝馬。その能力を考えれば、ここで一発あっても不思議ではない。

 はたして、サートゥルナーリアの牙城を崩して、波乱を起こす馬はいるのか。無論、ここに挙げた3頭がその候補であることは間違いない。

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