2020.02.07

京都の重賞は大荒れ中。きさらぎ賞も
「パワー型」3頭が高配当を生む

  • 土屋真光●文 Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 そうした状況にあって、太田記者が推奨するのは、コルテジア(牡3歳)。今回が6戦目と、出走予定馬の中でレース経験が最も豊富な馬だ。

きさらぎ賞での一発が期待されるコルテジア「前走のGIIIシンザン記念(1月12日/京都・芝1600m)では、前残りの展開の中で、中団から追い上げて3着。今の特殊な馬場で結果を出しているのは、強みです。そうして、同馬を管理する鈴木孝志調教師は、『折り合いもついたし、あの位置で競馬ができたのは収穫。今の馬場も合う』とし、レース後すぐに、きさらぎ賞への参戦を決めました。

 シンザン記念は、およそ2カ月ぶりの競馬。それであの競馬なら、間隔を詰めて使える今回は、状態面での上積みも見込め、前走以上の大駆けが期待できます」

 コルテジアについては、小田記者も注目しているという。

「今の京都を経験している点に加え、血統面でも距離が延びるのは大歓迎。2走前のGIIデイリー杯2歳S(8着。2019年11月9日/京都・芝1600m)は、見た目以上に厳しいペースでした。それと比べれば、今回はかなり楽なペースになりそうなのもプラスです」

 その小田記者には「穴の一番手」として、コルテジア以上に注視している馬がいる。GI朝日杯フューチュリティS(2019年12月15日/阪神・芝1600m)で3着に入ったグランレイ(牡3歳)だ。

「前走の朝日杯FS3着もさることながら、『ケタ違い』と感じたのは、2走前の未勝利戦(2019年10月27日/京都・芝1400m)。とにかくバネが素晴らしく、後続に4馬身差をつけての圧勝劇を披露しました。新馬戦(3着。2019年10月5日/京都・芝1800m)も、外に逃げていくようなところがなければ、普通に勝っていたのではないでしょうか。