1億9500万円の高値で落札。
サトノレガシーは「馬格があって乗りやすい」 (2ページ目)
「サトノレガシーの追い切りに騎乗した水口優也騎手は、『乗りやすい馬で、背中もいい』と前向きな言葉を口にしています。以前乗った時は、その動きはまだまだ良化途上にあったようですが、『調教を重ねるうちに、しっかり反応するようになった』とのこと。加えて、『馬格もあるし、スピードも感じる』と高く評価していました」
さらに、水口騎手はサトノレガシーの性格面についても、好印象を持っているという。先述のトラックマンが続ける。
「水口騎手によれば、『(サトノレガシーは)温厚な性格で、カリカリしたところがない』とのこと。また、調教助手の方も『走ると、口向きの悪い部分はあるものの、性格はいい』と言っていました。調教を重ねるごと、あらゆる面で向上が見られるようで、デビュー戦から好結果が期待できそうです」
肝心のデビュー戦だが、今のところ1月18日の3歳新馬(小倉・芝2000m)を目標に調整が進められているという。関係者のコメントを聞く限り、その態勢は徐々に整いつつあるのではないか。
早くから結果を出した母の血を引くサトノレガシー。デビューは少し遅くなったものの、母同様に初陣からその能力を爆発させ、一気に大舞台へ向かっていってもおかしくない。
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