有馬記念は、人気落ちのGI馬、菊花賞馬、グランプリ男で夢を見よ! (3ページ目)
そうなると、侮れないのがフィエールマン(牡4歳)である。
当初、フィエールマンはルメール騎手が騎乗する予定だったが、アーモンドアイの出走により、急きょ池添騎手とのコンビ結成となった。
前走の海外GI凱旋門賞(10月6日/フランス・芝2400m)で12着と惨敗したフィエールマン。鞍上も乗り替わり、上位人気は望めないが、同馬は有馬記念に強い「菊花賞馬(2018年)」でもあり、さらに「グランプリ男」が手綱をとるとなれば、一発があっても不思議ではない。
池添騎手は今秋、GIマイルCS(京都・芝1600m)でもテン乗りのインディチャンプで戴冠を遂げている。大一番に強い男が、ゲンのいいレースで再び大仕事をやってのけるかもしれない。
競馬ファンに限らず、多くの人々が"夢を買う"有馬記念。最高のプレゼントをもたらしてくれる馬が、ここに挙げた4頭の中に、きっといる。
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