母は米GI3勝。ディアスティマは
心肺機能が高く「乗り味もいい」 (2ページ目)
デビュー戦は、10月5日の2歳新馬(京都・芝1800m)を予定。鞍上は、北村友一騎手が務める見込みだ。
なお、初陣に向けた調教の感触については、陣営からこんなコメントが聞こえてくるという。先述のトラックマンが続ける。
「全体的にまだピリッとくるところがなく、調教にまたがった北村騎手も、『もうひとつ上のギアが出てこない』と話していますね。ただ、追い切りのあとも息は乱れておらず、心肺機能の高さは感じている様子。まだ馬が本気で走っていない可能性もあり、これから良化する余地は十分あるでしょう」
父と母の実績を考えれば、素質の高さは疑いようがない。現状の動きが今ひとつであっても、デビュー直前の最終追い、あるいはレース本番を迎えて、同馬が秘めている闘争心に火がつくかもしれない。
その走りがどれほどのものか。今から楽しみでならない。
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