2019.04.20

超万馬券続出のフローラS。
腕ぶす「穴党記者」厳選3頭でウハウハだ

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Yasuo Ito/AFLO

 3歳牝馬クラシックは、早くも第2弾となるGIオークス(5月19日/東京・芝2400m)に向けての”最終選抜期間”に入っている。今週末に行なわれるGIIフローラS(4月21日/東京・芝2000m)も、そのひとつ。2着までに優先出走権を与えられるトライアル戦で、大舞台へのチャレンジを狙う若き乙女たちが火花を散らす。

 そのフローラSだが、過去5年間のうち3連単の配当が4度も10万円超えと、穴党には見逃せない一戦となっている。その点について、日刊スポーツの太田尚樹記者が補足する。

「2014年には(3連単が)108万8940円という高配当が飛び出しました。ここ3年も、2016年は13番人気のアウェイクが3着に入って波乱となり、2017年には12番人気のモズカッチャンが勝利し、10番人気のヤマカツグレースが2着に入って、馬連でも3万2010円の万馬券となりました。

 さらに、昨年も13番人気のパイオニアバイオが2着に飛び込んできて、3年連続でふた桁人気の馬が馬券に絡んでいます。そして今年も、重賞連対馬が1頭もいないメンバー構成となっており、かなり難解なレースとなっています。当たればデカいでしょうから、予想のしがいがありますよ」

 出走18頭のうち、2勝馬は5頭。ただ、スポーツ報知の坂本達洋記者によれば、「それらも抜けた存在ではない」と言って、こう続ける。

「1勝馬でも、初戦で上がり33秒3の末脚を繰り出したセラピア(牝3歳)など、キャリアは浅くても素質が高い馬がいて、そちらのほうに目がいきます。正直、絶対的な存在は見当たらないですね」

 では、どんな馬が狙い目になるのだろうか。坂本記者はこう分析する。

「注目したいのは、馬場とペース。開幕週の東京ですから、前をいく馬に有利なコンディションであることは、言わずもがなです。でもそのわりには、このレースは例年速いペースにはならない傾向にあります。