2019.04.09

本命の異例ローテで大混戦。
皐月賞を読み解く「3歳牡馬ランキング」

  • text by Sportiva
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

2019年3歳クラシック
Sportivaオリジナル番付(牡馬編:第3弾)

 2月以降、注目の前哨戦が次々に行なわれてきた3歳牡馬戦線。クラシック第1弾となるGI皐月賞(4月14日/中山・芝2000m)を目前に控え、その勢力図も年明け早々の頃とはガラッと変わってきた。

 まず「クラシック登竜門」と言われる東西の一戦は、いずれも注目の素質馬が制覇。西のGIIIきさらぎ賞(2月3日/京都・芝1800m)はダノンチェイサー(牡3歳/父ディープインパクト)が、東のGIII共同通信杯(2月10日/東京・芝1800m)はダノンキングリー(牡3歳/父ディープインパクト)が見事な勝利を飾った。

 ダノンチェイサーはGI NHKマイルC(5月5日/東京・芝1600m)へと向かうようだが、ダノンキングリーは同レースで2歳王者のアドマイヤマーズ(牡3歳/父ダイワメジャー)を一蹴。一躍、クラシックの有力候補に浮上した。

 その後、皐月賞の優先出走権が与えられるトライアルレースでは、波乱が続出した。”王道路線”となるGII弥生賞(3月3日/中山・芝2000m)では、8番人気のメイショウテンゲン(牡3歳/父ディープインパクト)が、GIIスプリングS(3月17日/中山・芝1800m)では、10番人気のエメラルファイト(牡3歳/父クロフネ)が勝利。3歳牡馬戦線に混迷をもたらした。

若葉Sを楽勝して皐月賞に臨むヴェロックス 一方、関西唯一のトライアル戦、若葉S(3月16日/阪神・芝2000m)では、1番人気のヴェロックス(牡3歳/父ジャスタウェイ)が完勝。クラシックでも頂点を争う存在と見られている。

 そんななか、本命視されているGIホープフルS(12月28日/中山・芝2000m)の覇者サートゥルナーリア(牡3歳/父ロードカナロア)は、皐月賞へ直行。有力各馬による直近での実力比較が見られず、やや混沌とした状態でクラシックへ突入することになった。

 こうした状況を踏まえつつ、皐月賞を間近に控えた3歳牡馬の『Sportivaオリジナル番付()』をここで発表したい。
※『Sportivaオリジナル番付』とは、デイリー馬三郎の吉田順一記者、日刊スポーツの木南友輔記者、独特なデータを駆使するパソコン競馬ライターの市丸博司氏、フリーライターの土屋真光氏、Sportiva編集部競馬班の5者それぞれが、今春のクラシックに挑む3歳牡馬の、現時点における実力・能力を分析しランク付け。さらに、そのランキングの1位を5点、2位を4点、3位を3点、4位を2点、5位を1点として、総合ポイントを集計したもの。